CA Technologies、キーロガー機能を追加したアクセス管理ソリューション新版

ZDNet Japan Staff

2010-10-21 15:09

 CA Technologiesは10月21日、アクセス管理ソリューションの最新版「CA Access Control r12.5 SP3 Premium Edition」の出荷を開始した。

 CA Access Controlは、アクセス制御、ログ管理、特権ユーザー・パスワード管理機能(PUPM)といった機能を提供する製品。最新版では、これらの基本機能に加え、キーロガー、PUPMからの自動ログイン、自動パスワード管理などの機能を新たに追加している。

 企業や組織に対するコンプライアンスへの強化が求められている昨今、重要なサーバで特権ユーザーの作業履歴を取りたい、実際キーボードで何が打たれているのかログを取りたいといった企業や組織の声が多くなっているという。今回追加されたキーロガー機能では、実際に情報漏えいが起こった際に業務以外の操作の有無を後で調べることができるようになる。

 また、PUPMからの自動ログイン機能によって、特権ユーザー等のパスワードを公開せずにIDの貸し出し運用を実現できるため、不正にログインされる恐れをなくすことができ、情報漏えい対策、IT全般統制の実現をサポートするとしている。

 CA Access Control r12.5 SP3 Premium Editionの価格は、導入環境によって異なる。税別参考価格は、5ライセンスで240万円より。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]