中国銀行、ネットバンキングの24時間申し込みを実現--日本IBMが支援

富永恭子(ロビンソン)

2010-10-25 13:38

 日本IBMは10月25日、中国銀行が提供する「ちゅうぎんインターネット・モバイルバンキングサービス」のサービス拡充を図るためのシステム構築を支援し、同システムが10月24日に稼働を開始したことを発表した。

 中国銀行では今回のサービス拡充により、原則24時間、パソコンや携帯電話を利用して新規申し込みが可能となった。携帯電話からの申し込みについては、西日本地域の地方銀行として初のサービスだという。

 今回の申込み方法追加により、顧客が来店することなくインターネットだけで新規申し込みが完結するようになった。さらに原則24時間申し込みを受け付けるため、顧客の利便性をより一層向上させることができるとしている。

 日本IBMは、インターネットサービスや音声系サービスなど、顧客との接点(チャネル)におけるサービスについて、複数の金融機関で共同利用できる「IBM チャネル共同センター・サービス」を提供している。今回稼働を開始した中国銀行のシステムは同サービスの機能拡張により実現しており、日本IBMでは今後、同サービスの他銀行への展開を図っていく考えだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  5. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]