編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

「技術に対する極端な思いこみはしない」:米テラデータCTO

田中好伸(編集部)

2010-11-11 11:00

 この数年で企業がシステムに蓄積されるデータを活用する、ビジネスインテリジェンスに大きな注目が集まっている。連動する形でビジネスインテリジェンスの基盤となるデータウェアハウスも大きな動きを見せている。そうした中で大手ベンダーである米Teradataはどんな価値をユーザー企業に提供するのか。同社の最高技術責任者(CTO)のStephen Brobst氏に話を聞いた。

“データの嵐”がやって来た

――今回の「Teradata PARTNERS 2010」では“ビッグデータ”が大きく注目されている。

Stephen Brobst氏 米Teradataの最高技術責任者(CTO)を務めるStephen Brobst氏はDellの「Streak」が気に入っているという。「iPhoneより大きくiPadより小さい」

Brobst ビッグデータがメインテーマになると言えるだろう。このビッグデータには2つの側面がある。1つがソーシャルメディアなど、テキストのような非構造型データだ。もう1つがセンサから収集されるデータだ。“データの嵐”がやって来たということだ。

 センサデータに関していえば、たとえばクルマを運転しているときにもデータが収集される。燃費や運転の効率などのデータだ。これを分析することで、運転の癖が認識され、その運転の癖のデータが整備工場に送信され、クルマの整備に役立てることができる。

――そうしたクルマから収集されるデータがデータウェアハウスに格納され、分析されることもあり得るのか。

Brobst クルマから出ないデータというのもあるだろう。たとえば、バックするときに電柱にぶつかりそうになってアラームが鳴るという時に、そうしたデータはデータウェアハウスに入れる必要はないだろう。つまり、センサデータでも、事故防止のためのセンサのデータはデータウェアハウスに入れる必要はない。

 データウェアハウスは解析するためのものであり、パターンを見たい、どんな状態でアラームを鳴らすべきか判断するために、センサのデータをデータウェアハウスに入れることになる。クルマの中でローカルに活用するデータとデータウェアハウスで分析するデータとを分けることができるだろう。

足りない部分はパートナーシップを組めばいい

――Teradataは9月にClouderaと提携し、Teradata PARTNERS 2010の開催期間中にKarmasphereとの提携を発表している。この2社はどちらも、分散並列処理基盤のソフトウェアフレームワーク「Hadoop」の関連ベンダーだ。違いはどこにあるのか。

Brobst いい質問だ。Clouderaは、オープンソースであるHadoopのサポートを提供する企業だ。Linuxのサポートを提供するのがRed HatやNovellであるのと同じように、ClouderaはHadoopに対するRed Hatのようなものだ。Karmasphereは、Hadoopアプリケーションにデスクトップから管理するアクセスツールを開発している企業だ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]