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宴会でいつもグチってしまうあなたへの10のツッコミ

富永恭子(ロビンソン)

2010-12-24 13:45

 世は忘年会シーズン。宴会で酒が入れば、ついグチをこぼして日ごろの憂さを晴らしたくなるものだ。しかし、毎度グチばかりの宴席というのもつまらない。それに、酔うたびにグチをこぼしてばかりいると、まわりから「あの人、またグチってるよ」とグチ上戸のレッテルを貼られ、敬遠されかねない。多少のグチはあったとしても、やはり宴席は楽しくありたいものである。今回は、忘年会でこぼれそうなグチをぐっとこらえるために、自分をなだめるための「10のツッコミ」を考えてみたい。

#1:「上司にリーダーシップがない!」

 リーダーシップを発揮できない上司は、たしかに困る。しかし、上司本人にしてみれば、いくら管理職だといっても、その役職は初めての体験だったりする。それまでしたこともないような仕事や、決断を迫られるような案件の連続で、彼のキャパシティの目盛りはいっぱいいっぱいなのかもしれない。その点では、今のあなたのほうが、彼よりも広く物事が見える状況なのかもしれない。

 では、あなたが少し余裕を持って「上司にリーダーシップを発揮させるためにはどうしたらいいか」を考えてみるのはどうだろう。それにはまず、彼が抱えているものから、部下に任せて良いものを外し、できるだけ身軽にしてやる必要がある。そのためには、部下である自分が、目標をきちんと達成し、積極的に提案し、素早く動けなければならない。つまり、上司のリーダーシップを部下が邪魔しないということだ。部下がしっかりすることで彼にも余裕が出れば、上司本来の使命を果たすための彼の思考力も回り始める。

 また「地位が人をつくる」という言葉があるように、人は、まわりにリーダーとして扱われ、適切な振る舞いを求められることで、その地位にふさわしい人間になっていくという側面も確かにある。だから、優れたリーダーを持ちたければ、最初は「借り着」を着せてでも上司が「優秀なリーダーになりきる」のを助けるべきだ。「なりきり」を続けることによって、人の思考体系は塗り替えられていく。そしてそれは、行動を変化させ、現実化していくものだ。

#2:「使えない新人ばかりだ!」

 「新人が使えない」とグチりたくなったら、自分自身も新人だったことを思い返してみよう。社会に出たばかりで経験もなく、不安もいっぱい抱えていたが、それでも自分の才能を信じ、希望に燃え、将来への可能性と夢に胸をときめかせていたはずだ。

 どんな人だって何らかの才能を持っている。そして、どんな才能も磨けば光る。ただ、その才能を磨く作業には時間がかかるのだ。ときに何年もかかることがある。しかし、磨き続けることで、原石は宝石になり輝きを放つのだ。

 仕事の場合、才能の「磨き手」は本人だけでなく、会社や上司、先輩も大切な役目を果たす。新人からしてみれば、「自分を生かせる会社」とは、「自分の才能を磨いてくれる会社」ということになる。それに忘れがちなことだが、人は他人を磨くことによって、自分自身をも磨いているのである。

 新人の不出来をグチる前に、自分が新人だったころ、多くの人の手によって磨かれ、今に至っていることを思い出そう。それでもグチらずにいられないのならば、それは自分に人の才能を磨く技術がないか、それを怠っていることを自ら露呈し、「天に向かってつばを吐いて」いるのだと考えよう。

#3:「会社の方針が無意味だ!」

 会社の方針が「無意味だ」と感じるのであれば、「意味のある方針」を提案しよう。それが唯一にして、一番簡単に前に進む方法だ。もし今、自分で「意味のある方針」を示せないのなら、会社の方針をグチる前に、自分の中でそれを深く考えてみよう。

 さまざまな物事に対して深く考えずに「無意味」という人は、多くの場合「意味のある」ものを思いついていないし、たとえ誰かが、そう思えるものを出してきたとしても、また、重箱の隅をつつくように、それが「無意味」である論証を探そうとする。そんなことばかり続けているうちに、すぐ目の前にある「意味のあるもの」に気付かないまま、そこを通り過ぎてしまうのだ。

#4:「無能な同僚が俺の足を引っ張る!」

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