#5:Windowsサービスを用いてスタートアップの種類を変更する
WinPatrolを利用することで、特定のサービスの素性を調べたり、そのサービスの開始をシステム起動時に行うべきか、あるいは必要に応じて手動で行うべきなのかといった判断をすることが容易になる。このため、次のステップは実際に変更を行うことになる。こういった作業にはWindowsサービスを使用する。図Eは、スタートアップの種類を変更するためのウィンドウである。
Windows VistaとWindows 7には、「自動(遅延開始)」という起動時のオプションが新たに追加されている。これはWinPatrolのDelayed Start機能とよく似ているものの、WinPatrolほど詳細な設定を行うことはできない。
ボーナスティップス:クラップウェアを除去する
筆者は最近、コンピュータからクラップウェアを除去する方法についての記事を執筆した。その記事の執筆過程において筆者は、ユーザーが望んでもいないにもかかわらずコンピュータにプリインストールされているアプリケーションの多くが、コンピュータの起動時に開始されるようになっているという点に気付いた。さらに悪いことに、こういったアプリケーションは、コンピュータの起動時間を一層増大させてしまっているのである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。