さまざまなファイルをウェブブラウザ内で直接開いて表示できる「Google Docs Viewer」で、Microsoftの「Excel」や「PowerPoint」など、よく利用される12のファイルフォーマットが新たにサポートされた。
Googleは米国時間2月18日のブログ投稿において、上記ExcelとPowerPointのファイルに加えて、Appleの「Pages」、Adobeの「Adobe Illustrator」および「Adobe Photoshop」などのファイルも、Google Docs Viewerで表示できるようになったことを明らかにした。また、Google Docs Viewerを使用することで、より安全性の高い形でファイルが表示できるとGoogleは述べている。
「ブラウザでファイルを表示すれば、ファイルをダウンロードしてローカルで表示するよりはるかに安全性が高いばかりか、時間を節約でき、ハードディスクがファイルでいっぱいになるようなこともない」と、「Google Docs」の製品マネージャーであるAnil Sabharwal氏はこのブログで記している。
今回の動きは、さまざまなファイルフォーマットのドキュメントを整理しやすくするために行われた1月末のアップデートに続く最新のものとなる。
新たにサポートされるファイルフォーマット
サポートされるファイルフォーマットの拡大は、これらのファイルフォーマットが「Gmail」から直接表示できるようになり、ファイルをダウンロードして対応するプログラムを使って表示するといった手順をかける必要がなくなったことを意味する。また、これらのファイルフォーマットのいずれもが、Google Docsにアップロードして、ブラウザで表示、共有できるようになるということでもある。
- Microsoft Excel(.xls、.xlsx)
- Microsoft PowerPoint 2007/2010(.pptx)
- AppleのPages(.pages)
- Adobe Illustrator(.ai)
- Adobe Photoshop(.psd)
- AutodeskのAutoCad(.dxf)
- Scalable Vector Graphics(SVG)(.svg)
- PostScript(.eps、.ps)
- TrueType(.ttf)
- XML Paper Specification(XPS)(.xps)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。