日立情報システムズ(日立情報)は3月22日、東日本大震災の救援支援、復旧および復興支援策として、被災地域の自治体に対し、財団法人地方自治情報センター(LASDEC)が提供する「被災者支援システム」を、クラウド型の無償サービスとして提供すると発表した。
同システムの利用により、避難者情報等の把握や救援物資の管理、被災者証明や家屋罹災証明の発行など、災害時に必要な行政業務を円滑に行えるという。
提供対象となるのは、今回の震災により災害救助法が適用された自治体で、期間については被災地ごとの復旧状況を考慮して個別に決定するという。また、現地での利用を希望する場合は、ネットワークを使用しないスタンドアロンでのシステム構築にも対応するとしている。
◇震災関連情報まとめ
【特集:東日本大震災】計画停電・支援・事業継続