東京商工リサーチは3月24日、上場企業を対象に開示情報を集計し、東日本大震災の被害状況を発表した。
上場企業(東証1部、2部、地方、新興市場)のうち、3月16日午後3時までに震災被害を公表したのは1597社(追加開示した28社重複)だった。1597社のうち、1135社(71.0%)が何らかの被害を受けたと発表した。
被害程度を5段階に分類すると、最も多かったのは「一部・軽微」の481社(30.1%)。以下、「営業・操業停止」が472社(29.5%)、「影響なし」が462社(28.9%)と続く。一部・軽微と影響なしが約6割を占める一方、まだ状況の詳細が判明しない「調査中・確認中」は97社(6.0%)だった。また、「見通しが立たない」は85社(5.3%)だった。
◇震災関連情報まとめ
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