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JBCC、システム開発環境をVMwareで全面クラウド化--リードタイムを6週間から1時間に

ZDNet Japan Staff

2011-04-13 19:47

 日本ビジネスコンピューター(JBCC)は、パッケージ製品や受託開発ソフトウェアの開発環境の全面クラウド化プロジェクトにおいて、VMwareによる仮想化ソリューションを採用し、本格稼働を開始した。導入パートナーであるネットワールドが4月13日に発表した。

 JBCCは、受託開発を多く手がけており、サポート用に導入後も開発環境をすべて残しているが、旧式のサーバやOSでしか動かないシステムも存在するため、従来はハードウェアごと残さざるをえなかったという。また、開発業務ではサーバだけでなくクライアントPCもプロジェクトごとに必要になるが、作業や用途によって異なるPCを使い分けることもあり、エンジニア1人で4、5台のPCを抱えるケースもあるなど、コスト増の面で課題を抱えていたという。

 同社では、この課題を解決するため、既存の開発資産をVMwareによるクラウド環境に集約した開発クラウドを構築し、開発コスト削減やサポート品質の向上を図ったという。

 新しい開発クラウド環境では、「VMware vSphere 4」を基盤とし、マルチテナントクラウドの構築、運用支援ツール「VMware vCloud Director」によって、多様な開発環境を効率的に管理できるようにした。また、開発プロジェクトごとに必要な多様かつ多数のPCを、仮想デスクトップソフトウェア「VMware View」により利用できるようにし、現在約200台分のクライアント環境が稼働しているという。

 これによりクライアントPCの導入コストや設置スペースの削減と共に、開発業務に着手するまでのリードタイムを6週間から1時間に削減できたという。これは、顧客に対するサーベスレベルの向上にも寄与しているとのことだ。

 JBCCでは、2007年にもネットワールドをパートナーとして社内情報系サーバを「VMware」で仮想統合(現在約200台の仮想サーバが稼働)した実績がある。同社は、今回の開発クラウドの実績を踏まえて、顧客向けソリューションも展開していく計画で、同社のJBAT製シンクライアント端末「セキュアターミナルT333/T3133」とVMware Viewを組み合わせた提供なども行っていく予定。さらに、クラウドソリューションを、事務部門への展開や、産休、育児などで在宅勤務になっても仕事を続けられる環境の整備にも活用していく計画だとしている。

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