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循環器病研究センター、SASと共同で研究開発基盤構築

富永恭子 (ロビンソン)

2011-04-15 19:02

 独立行政法人国立循環器病研究センター 予防医学・疫学情報部は、SAS Institute Japan(SAS)と共同で、臨床研究情報基盤の構築に向けた研究プロジェクトを開始した。

 国立循環器病研究センターでは、2010年4月に定められた中期計画に基づき、高度先駆的医療の開発および標準医療の確立のための臨床を指向した研究を推進し、その成果を継続的に生み出していくことを目指している。重点分野としては「臨床を志向した研究開発の推進」「病院における研究・開発の推進」「担当領域の特性を踏まえた戦略的かつ重点的な研究・開発の推進」を掲げている。

 同センターでは、新たに「研究開発基盤センター」を設置。研究所と病院など、センター内の連携強化、産学連携、トランスレーショナルリサーチ推進および臨床研究機能の強化を図り、研究情報の集約化をすすめるための臨床研究情報開発基盤を構築することを決めた。

 これにより、一元的にデータを管理できる高度先駆的な予防、診断、治療法の開発基盤が実現し、バイオリソースや臨床情報の収集およびその解析を行うことが可能となる。また、効果的なデータ蓄積とその活用、臨床研究データの二次利用やトランスレーショナル研究の推進、センターの研究者や大学、研究機関、製薬会社とのデータ連携、活用への寄与が期待できるという。

 同センターでは、今回の研究プロジェクトにおいて、「SAS Enterprise BI Server」および「SAS Data Integration Server」の導入を決定した。導入にあたっては、各種データ連携や多様な統計手法の利用が可能な点、研究者間の情報共有や生産性向上に役立つ点、セキュリティの強化や今後の拡張が容易な点などが評価されたという。

 SAS Enterprise BI Serverでは、一元化されたデータに対して、ユーザーのニーズやスキルに応じたインターフェースを提供し、幅広いユーザーによる手軽なクエリ&レポーティングから、高度なデータ分析までが可能な環境を提供するという。SAS Data Integration Serverは、データウェアハウス構築におけるデータの抽出、変換、格納などのETLプロセスを効率的に開発するデータ統合プラットフォームとなる。

 また、SASは同プロジェクトのテクニカルアドバイザーとして研究に参画し、テスト評価環境の構築および技術支援、業務課題解決に向けたアドバイスなどのサポートを提供するという。

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