シダックス、グループ共通会計を「JD Edwards EnterpriseOne」で統合

田中好伸 (編集部) 2011年06月21日 20時50分

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 フードサービスやレストランカラオケなどを展開するシダックスは、グループ共通会計システムを中堅企業向け統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「JD Edwards EnterpriseOne」で構築、5月から本格稼働させている。日本オラクルが6月21日に発表した。

 シダックスは14の連結子会社を持つ企業グループ。従来各事業に固有の業務システムを運用しており、運用管理コストの増加や煩雑化するシステム間の連携のため、情報システム部門や利用部門の業務重複や作業負荷が発生していたという。これらの課題を解決するとともに、グループ全体としての経営コンセプトである「水平垂直統合」の相乗効果を発揮するため、経営戦略に沿ったシステム基盤を構築するプロジェクトを2010年3月に発足させている。

 プロジェクトでは、全事業共通のシステムと事業ごとに必要となるシステムを分類、グループ全体の最適化に向けたシステム導入計画をたてている。その一環としてグループ共通会計システムでは、以前から進めていたグループ統一の会計業務をもとに、業務効率化、標準化と経営管理情報の品質向上を目指してパッケージ製品を活用、機能追加を最小限に抑えて導入する方針を固めている。

 その結果として、JD Edwards EnterpriseOneを活用して、3つの会計システムを1つに統合している。一般会計や売掛管理、買掛管理、管理会計といった会計モジュールを導入している。

 会計システムの共通化で、会計処理のルール、コード体系、業務プロセスの標準化を実現し、今後は店舗を基軸にした収支情報の管理、グループ間の会計情報の連携なども実現していくとしている。今後日本での適用が見込まれている国際会計基準にも同システムを活用していく予定という。

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