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Linuxのコマンドライン環境を快適にする5つのティップス

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2011-06-24 08:00

 Linuxユーザーの多くは、コマンドライン環境のことを取っつきにくく、絶対に避けたい厄介者として捉えている。しかし、本記事で紹介する小ワザやショートカットを用いることで、コマンドライン環境をより扱いやすい、とても便利なものにできるはずだ。

 Linuxの初心者に対してコマンドラインの話をすると、あまり気乗りのしない反応が返ってくる場合がある(また、初心者とは言えないユーザーでも同様の反応を返してくる場合がある)。コマンドラインはさほど難しくはないと考えている筆者にとって、こういった反応はいつも驚きをもたらすものである。とは言うものの、これが現実である。ユーザーの多くはコマンドライン環境など使いたくないと考えているのだ。その気持ちは分からないでもない。しかしそうであったとしても実際のところ、いつかはコマンドライン環境を使用する状況に追い込まれることになるはずだ。その時のために、今のうちから使い慣れておくのがよいだろう。

 以下は、Linuxのコマンドライン環境におけるエクスペリエンスを向上させる5つのティップスである。ここでは、特定のコマンドについて詳しく解説することはしていない。これらのティップスは、コマンドラインを理解し、より気軽に使えるようにするためのきっかけとなるものである。

1:エイリアス(別名)

 コマンドによっては、信じられないほど入力しづらいものもある。オプションやスイッチ、アドレスといったものを長々と指定する必要があるのだ。こういったコマンドは(何度も)入力するのが面倒であるばかりでなく、覚えにくいという短所も持っている。しかし幸いなことに、Linuxのコマンドライン環境(bashシェル)には、こういったコマンドのエイリアス(別名)を作成できる機能が用意されている。この機能を用いるには、使用したいエイリアスを「~/.bashrc」ファイル内に書き込むだけだ(なお、エイリアス定義は「#some more aliases」といったコメントを付けたセクションにまとめて定義しておくのがよいだろう)。エイリアス定義のフォーマットは以下の通りである。

alias ALIAS=COMMAND

 上記の「ALIAS」には、実際のコマンドの代わりに使用したいエイリアスを記述し、「COMMAND」には、該当のエイリアスを使用した際に実行されてほしいコマンドを記述する。コマンドによっては(コマンド中に空白文字を含める必要がある場合)、コマンド全体を単一引用符(')で囲む必要がある。エイリアスが正しく動作するかどうかは、以下のような方法で確認するとよいだろう。

  1. ターミナルウィンドウを開く。
  2. 「~/.bashrc」ファイルを編集し、エイリアスを定義する。
  3. 「~/.bashrc」ファイルを保存する。
  4. 現在開いているターミナルウィンドウとは別のターミナルウィンドウを新たに開く。
  5. エイリアスのテストを行う。エイリアスが正しく動作すれば作業は完了だ。正しく動作しなかった場合、新たに開いたターミナルウィンドウを閉じた後、「~/.bashrc」ファイルを編集し直す。

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