ベネッセ、マーケティング情報基盤でExadataを稼働--データ更新時間を3分の1に

田中好伸 (編集部)

2011-08-04 15:21

 ベネッセコーポレーションはマーケティング情報基盤として日本オラクルのデータベース専用機「Oracle Exadata」を稼働させている。日本オラクルが8月4日に発表した。

 ベネッセは、顧客ごとに最適なサービスの迅速な提供を目的にExadataを活用したマーケティング情報基盤の検討を2009年8月に始めた。データ更新処理では、Exadataを利用することで、約10時間かかっていた更新処理を約3時間程度に短縮できるようになっている。新しいマーケティング情報基盤は、バックアップ装置として「Sun Storage Tek」も導入して、設計通りのバックアップ処理を実現したという。

 ベネッセは、「IT部門が目指すのは、多様化するニーズに対応しながら個々の顧客に最適なサービスを提供できる“次世代基盤”。Exadataを採用することで、マーケティング情報基盤の中核となる、膨大な顧客情報を安全かつスピーディーに管理、運用できるシステムの実現を目指す」とコメントしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]