EMC、バックアップ環境の無料診断サービス--重複除外の効果を測定

田中好伸 (編集部)

2011-08-17 13:13

 EMCジャパンは8月17日、企業のバックアップ環境で重複除外機能を使用した場合の効果を測定する「無償バックアップ環境診断サービス」の提供を開始した。従来のバックアップ時間との比較、バックアップ容量の削減可能なデータ量が数値化され、これまでのバックアップのムダを見える化できるとしている。

 無償バックアップ環境診断サービスには、「バックアップ・アセスメント」と「データ重複除外アセスメント」の2種類のツールがある。ヒアリングシートを使って、バックアップ環境についてヒアリングし、アセスメントツールを決定して、最長1週間程度の実行期間でアセスメントする。企業がこれまで漠然と抱えていたバックアップに対する課題が実際はどこにあるのかを分析し、分析レポートをもとにEMCジャパンのバックアップ専任エンジニアによる報告会を開く。

 企業の既存のバックアップ環境によっては、今回のサービスを受けられない場合があるという。今回のサービスでは、EMCジャパンが企業のデータを取得せずに、ツールで分析したパフォーマンスデータだけを取得するため、企業情報や個人情報をEMCジャパンが閲覧することはないと説明している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]