4.人間工学に基づいたオフィス家具とレイアウト
わたしはTechRepublicで、自分が使っている人間工学に基づく道具についての記事を数多く書いているが、それには理由がある。自分は長時間オフィスにいると思っている人は、少し待って欲しい。在宅勤務では、机の前で過ごす時間はさらに長くなる。その理由は単純で、トイレや飲食の他には立ち上がる必要がないからだ。サーバルームに行ったり、問題解決のために同僚の席に行ったりすることはなくなり、5分以上の休みもなく、8時間から10時間も席に座っているのに気づくことも珍しくない。多くの場合は、ランチのために家を出ることもない。これだけ長くいすに座っていると、オフィス内よりもさらに人間工学が重要になる。個人的には、Herman Millerのエンボディチェアとエンベロップデスク、Kinesis Advantageのキーボード、EvoluentのVerticalMouseを愛用している。自分に合うものを見つけるといいだろう。
5.スキャナと安い白黒レーザープリンタ
印刷は時代遅れかもしれないが、それでも時々は文書を印刷しなくてはならないことがある。わたしはあまり印刷はしないし、インクジェットのカートリッジは数回しか印刷をしていないのに乾燥してしまうことが多いため、小さな白黒レーザープリンタをお勧めする。100ドル以下で手に入るし、十分に使え、乾燥してしまうこともない。わたしが印刷しているのは、署名する必要がある指示書や契約書だけだ。そして、ここにスキャナの出番がある。わたしの場合、在宅で仕事をしていて、本当の署名が必要とされるのは年に5回から10回だ。格安の平台型スキャナが50ドル以下で手に入ることを考えると、ファックスを送るだけのために、30分運転してオフィスサービス店まで行くのは意味がない。その30分は、雇い主にしてみれば50ドルの価値はあるはずだ。
6.冗長性、自宅内バックアップ、自宅外バックアップ
わたしがオフィスで働いていたときは、IT部門があって(自分がIT部門だったこともあった)自分のデータの世話をしてくれていた。ドライブの1つやPC全体が故障した場合、彼らがそれを交換し、数時間以内に直してくれた。すべてはネットワーク上に保存されており、彼らがわたしのコンピュータのバックアップをしていた。自宅作業の場合は事情が異なる。ネットワークの速度を考えて、わたしは直接ネットワークストレージを利用するのではなく、保存はローカルで行い、必要に応じて同期している。そしてシステムに問題が起これば、自分をオンラインに復帰させる責任はわたしにある。結論としては、ドライブの故障から身を守るためにはRAID 1の組み合わせ(ミラーリングされたドライブ)を使い、システムの完全な故障に備えて、毎晩行うバックアップ専用の内蔵ディスクを使い、大惨事(たとえば火事)に対応するために、オンラインバックアッププロバイダを使って自宅外にバックアップしている。