- 顧客のオフィスや拠点を訪問する。コミュニケーションを切り開く最善の方法は、自分が身近な存在であり、相手に興味を持っていると示すことだ。いくら他の場所で起こっていることを気にかけていると言ったところで意味はなく、現場に足を運ばなければ十分な情報は得られない。
- 反対してくれる人を身近に置く。リーダーが自分が聞きたいことだけを聞く態度であれば、そのことはすぐに知れてしまう。健全な議論を歓迎することを示せば、違ったアイデアを聞ける可能性も高くなる。
- 自分の別の顔を見せる。DIRECTVの創立に関わった役員の1人は、社内のオフィスに現れ、定時後と週末に誰とでもアメフトのキャッチボールをすることで有名だった。これはスポーツ好きがやりそうなことだが、スポーツが苦手なタイプの人も、柔らかいボールを使って参加できた。これは、絆を強める会話の機会を作り、リーダーとチームの間の信頼を形成した。
- 気軽に歩き回る。真剣に本音のフィードバックや率直なコメントが欲しいなら、顧客や部下の前に姿を見せる機会を増やすことだ。廊下を歩き回り部下と立ち話をする、顧客の「様子を聞く」ためだけに時間を使うといったことをするといい。こうすることで、それまで聞けなかった話を聞けるようになるだろう。
組織で何が起こっているかを真剣に知りたいと思っている人は、上記のようなことをしている。していない人は、口でどう言っているかに関わらず、おそらく本当のことは知りたくないのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。