三井住友海上、契約手続きがタブレットで完結するシステム開発

田中好伸 (編集部)

2011-10-11 19:43

 三井住友海上火災保険は自動車保険と火災保険の契約手続きをタブレット端末で完結できるシステムを開発、11月上旬から使用する。同社と日本マイクロソフトが10月11日に発表した。

 タブレット端末を使用した保険契約手続きは、損保業界で初という。新システムは保険料の見積もりや契約内容の確認、契約時の署名など、すべてタブレット端末で完結する。こうした特徴に加え、三井住友海上はウェブ約款を採用していることから、紙の使用量をより削減できるとしている。また、タブレット端末はオフライン環境でも動作することから、電波状況を気にせずに使用できるという。

 今回のシステムでは、タブレット端末としてWindows 7搭載のスレートPCを採用している。現在ノートPCを使用している約1万の代理店の3万人の募集人に加えて、今までPCを使用していなかった代理店にもWindows 7搭載スレートPCの導入を推進していくとしている。

画面1 新システムの画面イメージ。契約内容も分かりやすく表示できるという

画面2 契約時は画面上で署名する

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]