日立製作所とノベルは10月13日、両社の製品を連携させた認証管理システムを共同で開発したと発表した。新システムは日立の「統合ID認証ソリューション」のラインアップに追加される。ノベルでは今後、海外パートナーと連携して統合ID認証ソリューションのグローバル展開を支援する。新システムは、10月14日に日立が販売を開始する。
新システムの名称は「指静脈 - Novell Access Manager連携システム」。日立の指静脈認証管理システムとノベルのアクセス管理製品「Novell Access Manager」を連携させた製品となる。
統合認証基盤のNovell Access Managerは、異機種混在環境でのシングルサインオン機能を備え、一元化されたシンプルなアクセス管理を提供する製品。新システムで日立の指静脈認証管理システムと連携することで、利便性を向上させながら高い精度の本人確認が可能になるとしている。
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日立では、Novell Access Managerのほかにも、ノベルのアイデンティティ管理製品「Novell Identity Manager」を活用したシステムの開発などで、今後ソリューションを拡充していく考えだ。