DTSは10月17日、日立製作所と協力し、業務データ分析のためのBIツール「BI NavigationStudio」を開発し、12月から販売することを発表した。
BI NavigationStudioは、画面の指示に従って操作するだけで、主要なデータ分析手法である「RFM分析」「ABC分析」「デシル分析」を容易に行うことができるツール。ユーザー自身が新たなフローを独自に作成することもできる。両社では、分析手法の専門知識を有さない現場部門のユーザーが、主体的かつ容易にデータを分析できるようになり、業務効率の向上や迅速な販売戦略の策定が可能になるとしている。
BI NavigationStudioは、日立の「Cosminexus」シリーズの業務ポータル製品「uCosminexus Navigation Platform」と、DTSのBIツール「データスタジオ@WEB」を連携させた製品。価格は300万円から。
DTSではBI NavigationStudioの拡販を推進し、2012年度に20セット、2014年度までの3年間で150セットの販売を目指す。