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クラウドソフト市場、2015年には全体の19.1%まで拡大--IDC Japan予測

ZDNet Japan Staff

2011-10-31 17:58

 IDC Japanによると、クラウド向けソフトウェア市場は、2015年にはソフトウェア市場全体の19.1%を占めるまでに拡大する。同社が10月31日に発表した国内クラウドコンピューティング向けソフトウェア市場予測で明らかにした。

 2010年の国内パブリッククラウド向けソフトウェア市場は前年比16.0%増の962億9100万円、プライベートクラウド市場は同38.0%増の470億1300万円だった。2015年にはパブリッククラウド向けが2194億3900万円、プライベートクラウド向けが2125億9900万円になると予測している。

 2010年の国内ソフトウェア市場全体で、パブリッククラウド向けソフト市場は4.5%、プライベートクラウド向けは2.2%の構成比だった。両市場ともに、ベンダーシェアではマイクロソフトがトップとなった。

 IDCでは、パブリッククラウド向けソフト市場の2010〜2015年の年間平均成長率(CAGR)を17.9%と予測している。この期間、同市場はアプリケーション市場がけん引していくとみており、既にSaaSで先行しているCRMアプリケーションやコラボレーティブアプリケーションに加え、ERMアプリケーション市場が成長していくと予測。IDCでは、2015年には国内ソフトウェア市場全体の中で9.7%を占めるまでに拡大すると考えている。

 プライベートクラウド向けソフト市場は、2010〜2015年のCAGRを35.2%と予測。プライベートクラウド基盤の構築に必要な仮想化ソフトやOS、システムおよびネットワーク管理ソフトを中心とするシステムインフラストラクチャ市場が成長をけん引するとみている。2015年には国内ソフトウェア市場全体の中で9.4%を占め、パブリッククラウドコンピューティング向けソフトウェア市場とほぼ同規模になると見込んでいる。

 これらの両市場を合わせると、クラウドコンピューティング向けソフト市場は全体の19.1%を占めるまでに拡大することになる。

 IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ マーケットアナリストの入谷光浩氏は、「クラウドコンピューティング向け市場を除くソフトウェア市場(非クラウド市場)は、2010年から2015年のCAGRがマイナス1.8%になると予測している。ベンダーにとって、ソフトウェアビジネスの新たな市場機会はクラウド向け市場で獲得していかなければならない。これから激化していくクラウド向け市場の中の競争を勝ち抜くためには、ソフトウェアベンダー、クラウドサービスプロバイダー、エンドユーザーの三者がWin-Win-Winの関係を築くことができる、新たなソフトウェアのビジネスモデルの創出が必要とされる」とコメントしている。

 今回の調査は、パブリッククラウドおよびプライベートクラウドで使用されるソフトウェアの売上額規模を示したもの。アプリケーション市場、アプリケーション開発/デプロイメント市場、システムインフラストラクチャ市場と、すべてのソフトウェア市場が対象となる。

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