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中堅中小向け運用管理:JP1が首位に返り咲く、Systemwalkerは引き続き2位に

田中好伸 (編集部)

2011-11-04 15:41

 ノークリサーチは11月4日、2011年の国内中堅中小企業の運用管理・資産管理の実態調査の結果を発表した。導入済みの運用管理の製品/サービスのシェアを見ると、2010年のシェア上位は「Microsoft System Center(System Management Server含む)」「Systemwalker」「JP1」の順だった。2011年はこれらが入れ替わり、JP1、Systemwalker、System Centerの順となっている。

 2010年には上位3つのシェア差はわずかだったが、2011年には1位と2位、2位と3位の差が若干広がった。JP1とSystemwalkerのいずれも2010年から2011年にかけて導入件数が大きく伸びた兆候は見られないが、従来からのユーザー企業が離れることなく積み上がった実績がもたらした結果と考えられるとしている。

図1 図1:導入済みの製品/サービス
※クリックすると拡大画像が見られます

 調査では、運用形態と端末形態について、導入済みと新規導入予定を比較している。新規導入予定の製品/サービスの運用形態を導入済みの運用形態と比較すると、パッケージが全体に占める割合はほとんど変化がなく、一部の例外を除いてパッケージの採用が定着した状態と指摘している。

 だが、ASP/SaaS形態については、導入済みの1.7%から新規導入予定での4.0%と増加する傾向だ。ASP/SaaS形態はPCを対象にした運用管理・資産管理で管理サーバを自ら設置せずに導入できるなど、中堅中小企業にとってもメリットが大きい運用形態と説明している。全体に占める割合はまだわずかだが、今後はASP/SaaS形態が徐々に増加していく可能性が十分あるとみている。

図2 図2:製品/サービスの運用形態
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図3 図3:製品/サービスの端末環境
※クリックすると拡大画像が見られます

 ノークリサーチは、スマートフォンはセキュリティの観点で実質的にPCと同等であるため、然るべき管理が必要と説明。これはモバイル端末管理(MDM)と呼ばれ、運用管理・資産管理での新しい分野として今後注目を集める可能性が高いと指摘している。ベンダー側としてもMDMの要素を自社の製品/サービスにどう取り込んでいくのか、取り組みを早めに進めておく必要があると提唱している。

 調査は年商500億円未満の中堅中小企業を対象にした。有効回答件数は1400件。

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