大和ネクスト銀、勘定系にRed Hat Enterprise Linux--日本初、コスト50%削減

田中好伸 (編集部) 2011年12月21日 16時03分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ネット専業銀行の大和ネクスト銀行は「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を勘定系システム基盤に採用。UNIXに比べて約50%のコスト削減を実現したという。同行は大和証券グループであり、4月から開業している。レッドハットが12月21日に発表した。

 大和証券グループは2002年からシステム刷新に取り組んでおり、ITを標準化して、コスト削減やベンダーロックインからの脱却、信頼性の高い安定したシステム運用のためにはオープンソース(OSS)の活用は必要不可欠としている。同グループはRHELの検証を重ねた上で、2004年から本格的に導入を始め、グループ全体の共通基盤としてインターナルクラウド「大和クラウド」もRHEL上に構築しているという。こうした経験から大和ネクスト銀行は勘定系システムにRHELを採用している。日本で初めてという。

 同行はUNIXベースのパッケージシステムを9カ月でRHEL上に構築している。コストはUNIX上での構築と比較して半分くらいに抑制できているという。同行は「今後ハードウェアを調達する場合にも、汎用性の高いサーバを活用できるので、よりコスト効果が高まるだろう。こうしたものは競争力の源泉となるものであり、結果として顧客に有益なサービスを提供できる」とコメントしている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算