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ネット専業銀行の大和ネクスト銀行は「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を勘定系システム基盤に採用。UNIXに比べて約50%のコスト削減を実現したという。同行は大和証券グループであり、4月から開業している。レッドハットが12月21日に発表した。
大和証券グループは2002年からシステム刷新に取り組んでおり、ITを標準化して、コスト削減やベンダーロックインからの脱却、信頼性の高い安定したシステム運用のためにはオープンソース(OSS)の活用は必要不可欠としている。同グループはRHELの検証を重ねた上で、2004年から本格的に導入を始め、グループ全体の共通基盤としてインターナルクラウド「大和クラウド」もRHEL上に構築しているという。こうした経験から大和ネクスト銀行は勘定系システムにRHELを採用している。日本で初めてという。
同行はUNIXベースのパッケージシステムを9カ月でRHEL上に構築している。コストはUNIX上での構築と比較して半分くらいに抑制できているという。同行は「今後ハードウェアを調達する場合にも、汎用性の高いサーバを活用できるので、よりコスト効果が高まるだろう。こうしたものは競争力の源泉となるものであり、結果として顧客に有益なサービスを提供できる」とコメントしている。
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