筆者は2012年もこういった分野の記事を執筆し続けていくつもりである。ソフトウェア工学に関しては、一般的な開発者が直面する話題、すなわちWindows Communication Foundation(WCF)といったバックエンドサービスやウェブ開発テクノロジ、デスクトップテクノロジ、ネイティブテクノロジに注目し続けていくつもりだ。また、ビジネス開発者のニーズに根を下ろした将来の展望というものも見据えていきたい。
この他、どこかの時点でASP.NET MVCを詳細に採り上げるか、あるいは大きく方向転換して(大胆な宗旨替え?)Ruby on RailsやPython+Django(これらのテクノロジは、常に素晴らしい意見を述べてくれるSterling "chip" Camden氏が推薦しているものだ)を採り上げることになるだろう。また筆者は、タブレット市場で見込みのあるOSはAppleのもの以外ではWindows 8しかないと感じているため、その開発についても定期的に執筆していこうと考えている。さら筆者は、将来的にタブレット端末をドッキングステーションに接続して「実務」を行うことが当たり前になり、フル機能のデスクトップOS(Windows 7やMac OS X)が稼働する本物のPCは、専門的な作業を行うために用いられるようになると考えている。筆者の判断は間違っているかもしれないものの、業界すべてがこの方向に向かっているため、現在のパラダイムにしがみついていると成功への道を踏み外すことになるだろう。筆者は会社での仕事やフリーランスとしての仕事でこれらのテクノロジ(Ruby on RailsやASP.NET MVC、Python+Django)を使うことがないため、こういった内容の記事を執筆することは少し荷が重いものの、力を尽くしてやってみるつもりだ。また筆者は、フリーランスの仕事でAgile Platformを活用しており、実際のアプリケーション開発もそれなりに経験しているため、それらについての考察も続けていくつもりだ。
なお、筆者は記事を執筆するたびに自らのFacebookページにその記事へのリンクを掲載するようにしているため、筆者の執筆する記事をすべて把握しておきたいという方は、Facebook上で友達になってもらうのが一番だろう。筆者は、政治的な話題やIT関係以外の話題についての投稿も行っているものの、礼を失したり、プロ意識に欠ける内容を投稿することがないよう常に心がけている。そのうちにはこういった記事専用のFacebookページを設けたり、Twitterアカウントを開設するつもりにしているものの、筆者は人々と「本当の対話」を行うことを重視しているため、その点ではFacebookが最適なツールであると考えているのだ。
2012年を素晴らしい年にしてほしい!
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。