Macを新たに購入することになった場合、最初にインストールしておくべき優れたアプリケーションがいくつかあるはずだ。本記事では、そういった検討に値するアプリケーションを5つ紹介する。
ここ数年で筆者は大きく変わった。昔はWindows一筋だったが、Macも使ってみようという決断を下すに至ったのである。しかも、この決断を下して本当に良かったと感じている!Windowsが必要となる作業もまだあるものの、そういった作業はMac OS X上でVMware Fusionを稼働させることで実行できる。また、自宅にはWindowsマシンが何台かあるものの、ほとんどの場合はMacBook Airを使用しており、この頃では記事の執筆時にも同マシンを使うようになってきている。
WindowsマシンからMacへの移行にあたっては、普段使用しているアプリケーションのことを考えておく必要がある。なお本記事では、いずれのOS向けにも用意されているMicrosoft Officeといったアプリケーションについては扱っていない。以下の5つのアプリケーションは、筆者が新しいMacを手にした際にまずインストールするものである。
#1:スクリーンショット取得ツール(Screen Capture X)
ブロガーであれば誰でも、スクリーンショットを取得するツールが必要となるはずだ。筆者はMacで使えるツールをいくつか試用してみたが、理想的なものにはまだ巡り会えていない。しかし、今のところはScreen Capture Xに落ち着いている。このツールには十分な機能が搭載されており、価格も手頃であり、使用方法も難しくない。筆者お気に入りのWindows向けツールに搭載されている機能すべてが提供されているわけではないものの、基本的なスクリーンショット取得ツールとしては(つまり、その使用目的を考えると)十分と言えるだろう。図Aの画面上部にある青色のアイコンが、Screen Capture Xのアイコンである。また、この画像自体は本ツールで使用できるオプションの一覧を表示した画面を取得したものだ。ディスプレイ上の指定範囲や指定ウィンドウ、ディスプレイ全体のスクリーンショットを取得することが可能になっている。
図A:Screen Capture Xのオプションウィンドウ
また最近知ったことであるが、TechSmithからSnagitのMac版であるSnagit for Macがリリースされている。
訳注:なお、Mac OS X自体にも「グラブ」というスクリーンショット取得ツールが標準搭載されている。
#2:ブログツール(MacJournal)
MicrosoftはWindows Live Writerを提供しているが、Mac OS Xには対応していないため、筆者はMac上でブログ関連の作業を行う際、Mariner SoftwareのMacJournalという製品を使用している。なお、Mariner Softwareは最近、MacJournal 6をリリースしたが、筆者はまだこのバージョンをインストールしておらず、旧バージョンを使い続けている。
図Bは最新バージョンのMacJournalである。この製品では、あなたのブログ投稿すべてを一括管理できるようになっており、ブログのアカウントを好きなだけ追加できるようにもなっている。また、一般的なブログプラットフォームすべてに対応しており、使い方もとても簡単なものとなっている。
図B:MacJournal 6を使用しているところ