#8:言っておくべきことを事前に言ってくれない
あなたはどのくらいの頻度でベンダーに驚かされているだろうか?ここでの話は、ベンダーが突然、50ドル分のスターバックスカードをくれたといった類のものではない。筆者が言いたいのは、移行やインストール、開発が予定通り順調に進んでいるとベンダーから聞かされ、安心していたにもかかわらず、後になって問題や遅延が発生しているという話を聞かされるケースである。こういった場合、相手はもっと早くから問題や遅延を認識していたはずだと考えるのではないだろうか?その時点で伝えてくれていた方が、あなたとしては嬉しかったはずだ。そうすれば少なくとも、実際に問題や遅延が発生した場合に備えることができたからだ。
#9:できないことを約束する
この問題は直前の項目と関係がある。ベンダーは、製品を実際に使用する際の現実的な観点に立てているのだろうか?実際のところ、その製品では実現できないことを正直に明かすベンダーの方が信用できるのではないだろうか?あるいは、あなたの要求を実現するために必要となる条件を明示してくれるベンダーの方がまだしも信用できるのではないだろうか?
#10:連絡を密にしない
ベンダーに放ったらかしにされたことが、どれくらいあるだろうか?あなたの質問が、ベンダー経由で他の組織に照会され、その答えが返ってくるまでの間、何の音沙汰もなかったという経験はないだろうか?少しも進展がなかった場合でも、その旨を伝えてくれた方が嬉しいはずだ。そうしてもらえれば、少なくともベンダーから忘れられているわけではないということが分かるためだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。