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一歩前に踏み出すための8つのアフォリズム - (page 4)

富永恭子 (ロビンソン)

2012-02-07 15:19

7. 不可能を疑う

 「空気力学試験ではクマンバチは飛ぶことができないはずだった。しかし、クマンバチはこの事実を知らずに突き進み、飛んでいった」--イーゴリ・シコルスキー

 シコルスキー・エアクラフトの創設者であるイーゴリ・シコルスキーは、航空機のパイオニアとして知られている。ロシア帝国のキエフ(現ウクライナ)に生まれ、後にアメリカ合衆国に移住、世界で初めて左右の主翼に2基ずつ計4基のエンジンを搭載した4発機の大型旅客機を開発。ヘリコプターを実用化したことでも知られている。

 クマンバチに喩えたこの言葉は、様々な名言の中でも私が特に好きな言葉だ。シコルスキーは「不可能」とあきらめるのではなく、「可能にするためにはどうすればいいか」を考えることが重要だといい、前者に対して皮肉たっぷりに問いかける。「不可能というのは事実なのかい?」と。不可能を疑うところから新しいアイディアが生まれることを彼は知っていたからだ。

 シコルスキー・エアクラフトは、米ヘリコプター業界をリードする企業となった。しかし、彼の発明の原点は幼い頃母親に聞かされたレオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプターの設計図がきっかけだったというのだから驚いてしまう。

8. 勇気をもって前に進む

 「命までは取られへん。だめならやり直せばいい」--鬼塚喜八郎

 鬼塚氏はアシックスの創業者。31歳で創業して以来、何度も倒産寸前の危機に直面した。しかし、陸軍の過酷な訓練を経験していたことから、どんなつらい状況でも耐えられたという。「命までは取られへん。だめならやり直せばいい」とは、そんな体験がいわせた言葉だった。

 「失敗したらどうしよう」と、必要以上に不安がる人がいる。たしかに、失敗したら評価は下がるかもしれない。しかし、余程のことでない限り即座にクビになることもないだろう。失敗を恐れて、やるべきことをやらないことのほうが会社にとってのリスクも高い。だから、失敗の先に輝かしい成功が待っていることを信じて、あるいは鬼塚氏のいうように「だめならやり直せばいい」と、勇気をもって一歩前に進むべきなのだ。

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