#5:自身を明確に定義する
自らが身に付けたいと思っているセールスポイントや、雇用者にアピールできそうなセールスポイントを書き連ねていくのは簡単であるが、実際に説得力を持たせることはできるだろうか?
個人の、あるいは仕事上のセールスポイントをアピールする際には、あなた自身が達成した(上述したような)主な成果、すなわち組織のKPI(重要業績評価指標)にいかに貢献したのかを書き上げることで説得力を増すようにするのがよいだろう。
それぞれの成果について詳細に記述した後、そういった成果を挙げるために役立った自らのセールスポイントを記述するのである。
このようにすることで、仕事を行うなかで発揮した、そして仕事の具体的な成果に結びついたセールスポイントがリストアップされることになるはずだ。
採用面接が始まる20分前にこのリストを見直すことで、自身が優れたCIOであるという自信を新たに心に刻みつけることができるうえ、人事担当者からの「あなたの優れたリーダーシップ能力を示す事例を述べてください」といったよくある質問を投げかけられても、余裕を持って答えられるようになるだろう。
Mumby氏は「(そのように準備しておけば)事例を活用することができる--また、落ち着いて100パーセントの力を出し切ることができるため、より良い結果を出せるはずだ」とも述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。