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マイクロソフトは文化的にもクラウドシフトに成功した--ビジネス製品担当幹部 - (page 3)

藤本京子

2012-03-26 14:46

--競合との差別化要素について詳しく教えてほしい。Dynamics CRM Onlineの直接的な競合となるのはSalesforce.comだと思うが、Dynamicsの優れている点は?

 Dynamicsは、オンプレミスからクラウドへ、またクラウドからオンプレミスへと移行できる。多くの顧客は、一部をオンプレミスで、一部をクラウドで、といったようにハイブリッドな展開をしているのが現状だ。この柔軟性こそ他社との差別化ポイントになる。

--では、OracleやSAPなどに対しては? 両社共にオンプレミスとクラウドで製品を展開していると思うが

 インターフェースに慣れ親しんでいる顧客が多いことが大きい。Office製品をはじめとするMicrosoftのソリューションを使っている顧客は多く、Dynamicsはその延長上にあるためインターフェースも似通っているのだ。だからこそ競合他社よりも導入層が幅広く、契約から実際に使い始めるまでの期間も短い。それに、コストも他社に比べると安価になっている。

--DynamicsのERP製品の中で、日本では大企業向けの「Microsoft Dynamics AX」のみが提供されている。どの国でどの製品を提供するかは各国特有の理由があると思うが、日本でAXのみを提供している理由は? また、中小企業向けの「Microsoft Dynamics GP」「Microsoft Dynamics NAV」「Microsoft Dynamics SL」を提供する予定はないのか

 製品投入の際は、常に競合関係やわれわれの市場でのポジションなどを分析しつつ、どの製品を展開するか決めている。日本を分析したとき、この市場はAXに適していると判断し、AXのみを展開することにした。今後も日本ではAXを推進していく予定で、ほかのERP製品を展開する予定はない。

--現在AXの日本語版はバージョン2009が最新版となっている。バージョン2012の日本語版はいつ提供されるのか。基調講演では今後小売企業向けの機能などが追加されるとのことだったが

 基調講演で話したとおり、2012年後半にはバージョン2012のR2をリリースする予定だが、R2は日本を含め世界中で提供される。つまり日本語版は2012 R2から入手可能となる。小売企業向けの機能など、英語版で提供される予定のR2の新機能は、日本語版でもすべて提供される予定だ。

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