編集部からのお知らせ
宇宙ビジネスの記事まとめダウンロード
記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

CIOよ、ものすごく悩み、そして考えよ--ガートナー 重富俊二氏

冨田秀継 (編集部)

2012-03-29 15:32

 アステラス製薬でコーポレートIT部長を務めていた重富俊二氏が、ガートナー エグゼクティブプログラム部門 バイスプレジデント兼エグゼクティブパートナーに就任した。

 経営管理部門からやってきたIT部長ともいえる重富氏は、「テクノロジのことは全く分からなかった」と笑う。しかし、求められたのであろう役割は「ITとビジネスの通訳」だった。ITがビジネスにどう貢献しているのか、自分たちで説明できるように部門の文化も変えていった。

 重富氏にこれまでのキャリア、CIOの役割、そして悩めるCIOへの助言を聞いた。

自身のキャリアを振り返って

重富俊二氏 重富俊二氏
※クリックで拡大画像を表示

 私が藤沢薬品工業に入社したのが1978年、社長室に配属された。今でいう広報や経営企画、予算管理、秘書などが集まる部署だ。入社直後は、主に中期計画に関する仕事をしていた。

 その後、予算管理を担当する経理部に異動し、入社9年目には組合の専従者になった。専従は10年間も続けたことになる。

 1987年に経営企画部に戻ったが、2003年、急に情報システムの部長をやれといわれ、IT企画部長に着任した。就任から1年も経たないうちに山之内製薬と合併することになり、2004年はシステム統合にかかりきりになった。

 2005年にアステラス製薬が誕生。当時は情報システム本部という部門があり、私はそこの企画部長をやっていた。2007年に情報システム部門の組織改編があり、CEO(最高経営責任者)直属のコーポレートIT部が新設され、そこの部長に着任した。2007年4月のことだ。

 アステラス製薬には2011年9月まで在籍したので、ITに携わったのはこの8年半ということになる。

管理部門からやってきたIT部長として

 こうしたキャリアだったため、会社は「経営の視点からITを見てほしい」と考えたのではないかと推測している。システムの話にはお金がかかる。経営側から見れば、なぜそれだけお金がかかるのか、その投資は戦略的なのかを知りたかったのではないだろうか。

 もっとも、当時の環境を踏まえれば、他社の情報システム部門もバージョンアップがどうだとか、そういった話に振り回されていたと思う。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    MITスローン編著、経営層向けガイド「AIと機械学習の重要性」日本語版

  2. クラウドコンピューティング

    AWS提供! 機械学習でビジネスの成功を掴むためのエグゼクティブ向けプレイブック

  3. クラウドコンピューティング

    DX実現の鍵は「深層学習を用いたアプリ開発の高度化」 最適な導入アプローチをIDCが提言

  4. セキュリティ

    ランサムウェアを阻止するための10のベストプラクティス、エンドポイント保護編

  5. セキュリティ

    テレワークで急増、リモートデスクトップ経由のサイバー脅威、実態と対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]