日本IBMは3月30日、新社長にMartin Jetter(マーティン・イェッター)氏が5月15日付で就任すると発表した。現社長の橋本孝之氏は取締役会長に就任する。

Jetter氏は現在、米IBMのコーポレートストラテジー担当バイスプレジデント兼エンタープライズイニシアチブ担当ゼネラルマネージャーとして、IBMの全社的戦略と企業向け施策の立案から実行までの責任者だという。2011年5月から就任している。
米本社以前には、独法人の社長を務めるとともに、北東欧州地域のグローバルビジネスサービスの責任者も務めている。欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域での経験もある。
Jetter氏は4月1日付で日本IBMの取締役に就任、5月15日付けで同社の代表取締役社長執行役員に就任する。同日付で、現在最高顧問を務める北城恪太郎氏は相談役に、会長の大歳卓麻氏は最高顧問に就任する。