女性1人での出張--身を守るためのティップス10選 - (page 3)

Susan Harkins (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2012-04-03 07:30

#7:宿泊先でも自己防衛を心がける

 信頼でき、評判の良いホテルに宿泊するのであれば、ある程度の安全性は保証されていると思ってよいだろう。それでも、以下のティップスは簡単に実践でき、実践しておいても損はないものとなっているため、参考にしてもらいたい。

  • チェックイン時に宿泊者名簿への記入を求められた際、姓はともかく名前はイニシャルだけに留めておくようにしよう。また、敬称として「Mr. and Mrs.」(〜夫妻)を用いるのもよいだろう。
  • ホテルの名前や住所、電話番号が記載されている絵はがきをフロントで手に入れ、持ち歩くようにしよう。
  • ホテルのフロント係が、他の宿泊客に聞こえるような声であなたの部屋番号を言ってしまった際には、部屋を替えてもらうよう頼むとともに、部屋番号を大きな声で口にしないようにと告げておくのがよいだろう。
  • ゴム製のドアストッパーを2つほど荷物に入れておき、部屋に着いた後、廊下に出るためのドアに(そして隣接する部屋に通じるドアがある場合にはそのドアにも)かませておくようにしよう。こうしておけば、部屋の外からドアを開けられることがなくなる。ただし、このティップスにはマイナス面もある。火事や、自然災害が発生した際、救助活動を阻んでしまうおそれもあるのだ。また、あなたがパニックに陥った場合には、自らでドアを開けられなくなる可能性もある。
  • 外出時には、「Do Not Disturb」(起こさないでください)と書かれた札をドアノブにかけておくようにしよう。そうしたからといって、やる気満々の泥棒を止めることはできないものの、リスクを避けて別の部屋を狙う者もいるはずだ。
  • 外出時にテレビやラジオをつけっぱなしにすることで、部屋に誰かいると思わせよう。
  • 部屋に着いた時点で、窓や、隣接する部屋に通じるドア、ベランダへのドアに鍵がかかっていることを確認しよう。部屋で落ち着く前に、室内をくまなくチェックするのである。
  • いつ何時でも、ためらいなく警備係に部屋まで送ってもらえるよう心積もりをしておこう。
  • 係員付きの駐車場を使用するようにしよう。
  • コンシェルジュに、足を踏み入れない方がよい街の一角を尋ねておこう。また、目的地に最も安全、かつ早く行けるルートについても相談しておこう。

#8:地元の人間っぽく見えるよう振る舞う

 たとえ不安に感じている場合であっても、堂々と振る舞うことで、旅行者という格好のカモであることを見抜かれないで済むようになる。また、周囲に目を配り、注意を怠らないようにしよう。さらに、フレンドリーな態度をとるのもよいだろう。自らの態度に自信をみなぎらせることで(実際には自信がない場合であっても)、カモに見られにくくなるはずだ。

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