Consumer Reportsは、Appleの新「iPad」が最高のタブレットコンピュータであると宣言して、議論に決着をつけた。iPadは人気があり、買う人も多く、小規模および中規模の組織や大企業でも使われることが多くなっている。
しかし、これはタブレットの導入が常にうまくいっているということを意味しているわけではない。実際、Wall Street Journalによれば、多くの組織はいくつかの同じ間違いを犯しているという。
Wall Street Journalが挙げる5つの間違い
Wall Street Journalは、タブレットコンピュータを導入しようとする組織では、いくつかの間違いがよく起こると述べている。多くの企業では、導入前に効果的な計画を立てていない。タブレットの果たす役割をよく理解していないこともある。あるいは、必要なアプリケーションが確実に手に入ると思い込んでいることもある。また、多くの組織はタブレットとラップトップにかかる費用の見積もりを間違っている場合もある。タブレットをサポートし、安全に利用することの難しさについて判断を誤る組織もある。
これらの間違いは、簡単に避けることができる。組織は、新しいiPadやタブレットを発注して導入しようとする前に、少しやるべきことをやるだけでいい。
計画を立てる
企業はタブレット利用のための計画を立てる必要がある。役員だけにタブレットが支給されるのか、それとも営業担当者にも支給されるのか。現場のラップトップをタブレットで置き替えるのか、それともタブレットは従来のノートPCを補完するものとなるのか。IT部門がタブレットをサポートするのか、ユーザーが自分で面倒を見るのか。タブレット導入の最終的な目的は何なのか。収益増か、経費削減か、作業の効率化を可能にすることか。
タブレットの使われ方を知っておく
企業は、新しいタブレットコンピュータがどう使われるのかを確認する必要がある。遠隔地から接続するのが目的なのか。現場の技術者に使われるのか。単に移動が多いスタッフに、電子メールとインターネット接続のサポートを提供するのか。タブレットを購入する前に、組織はユーザーがデバイスをどのように使う予定なのか、タブレットはどのような作業を実行するのに使われるのか、そしてタブレットがどのように効率性を向上させ、利益を生むのかを知っておくべきだ。