編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

東京電機大、学生向けに仮想デスクトップ1000台を構築--3D CADにも対応

田中好伸 (編集部)

2012-04-19 17:54

 東京電機大学は3つのキャンパスに分散していた教育研究システム管理サーバ29台を7台に統合、学習研究用アプリケーションが利用できる約1000台の仮想デスクトップ環境を構築した。同大学と富士通、ヴイエムウェアが4月19日に発表した。

 同大学は東京神田、埼玉鳩山、千葉ニュータウンの3キャンパスのITインフラを2011年4月に富士通のデータセンターに統合、刷新してプライベートクラウドを構築、IT環境の最適化、運用の効率化、セキュリティの強化を図っている。今年4月に東京神田キャンパスを東京千住に開設し、教育研究システムの管理サーバをプライベートクラウドに統合している。

 エレクトロニクス・メカトロニクス統合設計技術などの授業で利用する3D CAD系のアプリケーションは従来、キャンパス内の教室からしか利用できなかった。仮想デスクトップ環境はネットワーク転送が前提であり、3D CAD系アプリケーションは画質の劣化や反応速度の低下が懸念され、一般的には不向きとされていた。

 この課題について今回は、画面転送プロトコル「PC over IP(PCoIP)」ベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware View 5」を活用している。VMware Viewの仮想化基盤である「VMware vSphere 5」の3Dグラフィックスアクセラレーション機能の効果を生かしている。

 同機能はGPUをCPUでエミュレートするもの。同機能でグラフィックボードを不要とするハードウェア構成とすることでITリソースを最適化できているという。こうした対策で、学生は自分のノートPC、自宅やネットカフェなどのPCから仮想デスクトップにアクセスできるようになっている。

図 東京電機大学のクラウド基盤イメージ
※クリックすると拡大画像が見られます

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]