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日本は「正しい製品が正しく受け入れられる」--ESET幹部 - (page 2)

齋藤公二 (インサイト)

2012-06-05 09:00

正しい製品が正しく受け入れられる日本

 マルコバ氏はCOOとしてアジア・パシフィックを統括しているが、同社がグローバルで成長を遂げるうえでもアジア・パシフィックは特に重要な市場になっていると話す。特に、中国や東南アジア、南米などではセキュリティに関するニーズが急速に高まっており、企業向けのウイルス対策ソフトの成長も著しい。

 一方で、セキュリティ市場全体でみると、日本は米国に次いで2番目に大きいマーケットとなる。グローバルで見ても、アジアで見ても、日本市場は戦略的に重要なセグメントであるという。国内においてはすでに10万社という実績があるが「これはけっして少ない数字ではないが、まだ成長の余地はある」として、さらなる拡大を図る構えだ。その際の助けとなるのが、キヤノンITソリューションズが持つ総合的な力だとする。

Eva Markova氏
Eva Markova氏

「キヤノンITソリューションズとはすでに10年のパートナーシップがあり、強固な信頼関係を築いてきた。10万社という導入実績は、キヤノンというブランドによるところが大きかったと考えている。同社のいちばんの強みは、こうしたブランド力に加え、販売から顧客サポートなどの機能を総合的に持っていることだ」(マルコバ氏)

 今後、具体的には、エンタープライズ環境や地方自治体、教育機関など、これまで認知度が十分でなく、導入がそれほど進んでこなかった分野に力をいれていきたいという。

 なお、日本市場の特徴ついて、マルコバ氏は、他の地域と比較してセキュリティに対する意識が高く、セキュリティ製品の品質に対する要求も高度だと話す。

「その意味では、(アスキー総合研究所が実施した)品質に対する顧客満足度調査で1位をとれたことは、とても大きな出来事だった。他の地域では、品質に対してこのような反応が起こることは珍しい。しかし、これは品質の良い製品を正しく提案できさえすれば、受け入れてくれる素地があるということ。セキュリティ意識の高さと製品に対する要求の高さ。この2つを意識して提案を行なっていきたい」(マルコバ氏)

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