「われわれの挑戦は、Gen Yのエネルギーを取り込み、新たな仕事文化を作り上げることである」(同氏)
PTCが提供するCADやCAE、PDMツールなどのデジタル化した仕組みの利用や、Appleが製造をFoxconnに委託しているようなオフショアの生産体制の構築といったテーマと併せ、Gen Yとの向き合い方が未来のエンジニアリングの在り方を左右するとした。
NASAのパトリック・シンプキンス氏
キーノートでは、NASA(米航空宇宙局)のジョンF.ケネディ宇宙センターのエンジニアリング担当ディレクター、パトリック・シンプキンス氏も登壇し、2011年の最後のフライト時の写真などを交えながら、スペースシャトルを発射するためのエンジンの制御方法などを紹介した。
シンプキン氏は1983年にNASAに入局、スペースシャトル計画に15年にわたってかかわり、さまざまな役割を果たしたという。後々には、人材教育の手腕が買われ、NASAの本部があるワシントンD.Cで2年間人事部で務めたという経歴も持つ。
同氏は宇宙飛行士に必要な要素として、パッションやユーモアのセンスなどを挙げた。
シンプキン氏が紹介したスペースシャトルの写真
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