一方のePO Deep Commandは、「Intel vPro」プロセッサのAMT機能を活用したもの。AMT機能には独自電源とメモリが搭載されているため、これを活用しリモートからの電源のオンとオフ、タスクの実行や復旧を可能にした。
深夜など不可の低い時間にリモートから電源を投入し、フルスキャンやソフトのアップグレードなどを実行することができる。リモートから復旧ディスクから起動することも可能なため、現地に出向くことなくPCの復旧が可能になる。結果的に管理工数の削減が可能だ。
ePO Deep Commandは、対応CPU「Intel Core i5 vPro/i7 vPro」のみサポート。対応OSはWindows XP/Vista/7とWindows Server 2003/2008/2008 R2となっている。Deep DefenderとePO Deep Commandはともに7月には正式アナウンスされる予定としている。
インテルの坂本尊志氏は、「2012年は特にPKIをはじめとするセキュリティ機能、リモートKVM管理機能の強化、運用管理の自動化をアップデートしていく」とし、今後もマカフィーと機能強化を推し進めていくと強調した。