丸紅は、世界67カ国120拠点をカバーするメールシステムを「Office 365」の「Exchange Online」に統合、7月から日本での展開を開始する。日本マイクロソフトが6月21日に発表した。
これまで丸紅は、67カ国の拠点をカバーするため複数のメールシステムを構築、運用してきているが、システムの総所有コスト(TCO)削減、サーバ更改時の負担解消を目的にメールシステムのクラウド化を推進している。Office 365に統合することで情報企画部の人的資源をより戦略的に割り当てられるようにしている。
すでにアジアや中国、中東、アフリカ、欧州、米で展開しており、9月には日本での展開も完了する予定。約7500人のユーザーを対象にした世界共通のメール基盤が確立されることになる。

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