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日立建機の機器ライフサイクル管理システム、日立がSaaSで外販

田中好伸 (編集部)

2012-07-13 17:30

 日立製作所は7月13日、機器の製造から販売、稼働、保守までの情報を収集、蓄積するライフサイクル管理機能をSaaSで提供する「Global e-Service on TWX-21」を発表した。7月19日から申し込みを受け付け、9月3日から提供する。月額52万5000円から利用できる。

 今回のサービスは、日立グループで建設機械事業を担当する日立建機が運用してきた「Global e-Service」を活用したもの。Global e-Serviceは日立建機がグローバル市場でのサービス事業で過去12年間、世界100以上の国と地域で運用してきた。20言語をサポートしている。

 日立建機は、Global e-Serviceを活用して、販売した建設機械について製造年月日や仕様、販売代理店などのデータのほか、稼働状況などをリアルタイムで監視している。

 これらの情報は、日立建機グループの従業員はもちろん、各国各地域の販売代理店やユーザー企業も閲覧でき、建設機械のメンテナンス時期や保守部品の調達といったサービス事業の最適化を実現できるという。ユーザー企業が所有する建設機械の故障を減らすことで、作業遅延などを極力減少させることにもつながるとメリットを説明している。

 今回のサービスは、SaaSで提供されるため、システムを構築する必要がない。最短約1カ月で導入できるほか、運用費なども削減できると説明する。

 サービスを活用することで農業機械や医療機器、工作機械などを製造、販売する企業や販売代理店などは、販売した機器のライフサイクル管理が容易になるとともに、メンテナンスなどのアフターサービスも拡充できる。

 販売した情報を分析することで、設計や販売、保守の各部門が新製品の開発、販売、アフターサービスの改善にも役立てられるとしている。機器を所有するユーザー企業は、機器の安定稼働で機会損失を極力減らすことで、業務や提供するサービスの信頼性が高まるとしている。

 Global e-Service on TWX-21は、日立が提供するクラウドサービス「Harmonious Cloud」のラインアップに含まれる企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」のSaaS事業支援サービスを利用して、Global e-Serviceの機能を提供する。

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