情シスを社内コンサル化--石油資源開発、全社の業務改善を目指す

田中好伸 (編集部) 2012年07月17日 16時10分

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 石油資源開発は全社的な業務効率化を目的に情報システム部内での業務プロセス改善プロジェクトに「Oracle Business Process Management(BPM) Suite 11g」を採用した。日本オラクルが7月17日に発表した。

 1955年創立の石油資源開発は石油や天然ガスの探鉱から開発、生産までを行うE&P事業を中心に事業を展開。3月末時点で連結従業員数1743人、国内5拠点、海外7拠点を稼働させている。E&P事業の海外シフト、国内での天然ガス事業の積極展開、新技術への新規投資を柱にした事業戦略を推進している。

 国内外で事業を拡大する一方で、社内の業務改善も進めている。同社の情報システム部は、既存システムの保守を中心とした業務から、事業課題解決を率先して支援できる部署に進化することを目指している。部員が自ら社内コンサルタントとして業務プロセス改善を主導するためにBPM Suiteの採用を決めている。

 BPM Suiteを採用して業務プロセス改善の方法論も習得している。この方法論は、オラクルのコンサルティングサービスの標準方法論「Oracle Unified Method」をベースにしている。

 Unified Methodは、システムの導入や運用だけでなく、現状業務の整理方法や解決策の検討方法、業務改善の取り組みを全社に広げるためのロードマップの作成方法も含まれている。石油資源開発は、オラクルのコンサルティングサービスを活用して、プロジェクトで実践、業務プロセス改善の方法論を取得している。

 石油資源開発は、全社的な業務改善の初期段階として、複数の部門で重複して実行されていた社内の人事情報の収集や管理業務をプロセス改善の適用範囲に選択。プロセスの可視化と改善検討をリードしている。

 この初期段階で、オラクルのコンサルティングサービス支援で技術を習得しつつ、導入製品の検証を兼ねてBPMツールでの現状業務の検討からサービス指向アーキテクチャ(SOA)での人員情報管理プロセスのシステム化までを3カ月で実施した。

 石油資源開発は今後、基礎情報の効率的活用に続いて、基幹業務や経営支援にかかわる業務領域でもBPM Suiteを活用した業務プロセス改善支援活動を展開する予定と説明している。

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