富士通マーケ、中堅中小向けにIaaS--初期環境構築やVPNなどをセットで提供

田中好伸 (編集部)

2012-07-18 17:39

 富士通マーケティングは7月18日、中堅中小企業向けのIaaS「AZCLOUD IaaS」を8月から提供すると発表した。税別費用は初期が29万1000円から、月額が8万2000円から。

 同社が中堅企業向けに提供するITインフラサービス「AZSERVICE」に含まれる。AZCLOUD IaaSは、会計や人事給与などの基幹業務システム向けに、初期環境構築サービスや閉域の仮想私設網(VPN)環境、運用サポートまでをセットにして提供する。ニフティのクラウド環境を利用する。

 ユーザー企業が自ら設定画面で行っていた初期設定を、専門技術を持つSEが行い、ユーザー企業が必要とする構成済みのクラウド環境を提供する。クラウドに必要な回線の手配やセキュリティの構築もすべてセット化していることで、安心・安全なクラウド環境を利用できるとメリットを強調している。オプションでモバイル接続や運用代行、訪問サポート、クラウド移行コンサルティングなどのサービスも提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]