HP、バックアップソフト「StoreOnce Catalyst」--重複排除を分散処理

田中好伸 (編集部)

2012-07-19 17:04

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は7月19日、バックアップソフトウェア「HP StoreOnce Backup System」のラインアップを拡張し、新しく連携重複排除バックアップソフトウェア「HP StoreOnce Catalyst」の提供を開始した。価格は315万円。

 StoreOnce Catalystは、バックアップ専用機(アプライアンス)がバックアップソフトウェアとして連携して動作し、重複排除処理とデータ移動を最適化し、システム上で分散実行するというもの。毎時最大100Tバイトのバックアップ処理と、毎時最大40Tバイトのリカバリを単一のシステムで実現できるという。

 単一の技術でアプリケーションサーバ、バックアップサーバ、バックアップアプライアンスの3種類で重複排除処理をサポートする。各アプリケーションの負荷やバックアップの運用形態にあわせてサーバ上の重複排除と、バックアップアプライアンスの重複排除を適材適所で選択できる。対応するバックアップアプライアンスは同社の最上位モデル「HP StoreOnce B6200」。対応するバックアップソフトは「HP Data Protector」と「Symantec OST」(NetBackupBackup Exec)に対応する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]