東京証券取引所は8月7日、午前9時18分ごろにTOPIX先物や国債(JGB)先物など東証が提供しているすべてのデリバティブ(金融派生商品)の取引が停止していることを明らかにした。現物取引およびToSTNeT取引は影響を受けていない。理由について「売買システムの稼働に支障が生じ、取引を継続して行わせることが困難」としていた。
その後、10時40分に受付を開始し、同55分に再開した。
なお、障害を起こしたシステムは、東証が現物取引などに導入している高速株式売買システム「arrowhead」で稼動しているものではない。