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NEC、クラウド共通基盤パッケージ新製品--仮想マシン100台までに対応

田中好伸 (編集部)

2012-08-30 17:26

 NECは8月30日、クラウド共通基盤パッケージの新製品「Cloud Platform Suite(CPS)スタンダードパッケージR2」の発売を開始した。税別価格は2900万円から。仮想マシン100台程度までの中規模の仮想化基盤構築での活用を想定している。

 CPSはIAサーバ「Express5800」シリーズ、ストレージ「iStorage」シリーズ、ネットワーク機器「UNIVERGE」シリーズ、統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」、ハイパーバイザ「VMware vSphere 5」などをパッケージ化したもの。すべて事前に設計、検証され、初期構築のほかに説明書などもまとめて提供する。増設が必要な場合は、ブレードサーバやストレージなどの増設ユニットを追加するだけで、システムを拡張できる。

CPSスタンダードパッケージR2

 新製品のCPSスタンダードパッケージR2は、従来大規模仮想化基盤向けで導入していたリソースプーリングの設計思想を適用している。新製品では、CPUのコア数やメモリ容量、OS領域などの仮想化マシン構成のパターンをテンプレートとして用意する。

 テンプレートを活用することで、事前に定めたモニタリング方式で管理できる。運用時に空きリソースを管理しやすくなり、空きリソースを別の仮想マシンに割り当てるなど、リソースを効率的に使用できるとメリットを説明している。

 事前にシステム拡張を想定して設計、検証していることで、CPS1台のセットから導入でき、スモールスタートが可能という。システムの拡張計画や機器のリース契約状況にあわせた段階的な増設など、計画的にIT投資できると説明している。

 CPSスタンダードパッケージR2では、バックアップオプション製品を強化している。従来のテープ装置に加えて、重複排除技術を搭載するディスクバックアップ用ストレージ「iStorage H3」シリーズを選択できる。遠隔バックアップサービスと組み合わせることで、災害に備えた遠隔地への遠隔バックアップを低コストで実現可能としている。

 新製品では、運用ガイドラインや利用の手引き、システム説明書といったドキュメントもあわせて提供される。運用ガイドラインは、仮想基盤運用での監視項目や障害対応の操作フローなどを記述していて、運用手順などのマニュアルを作成するためのガイドラインとして利用できる。

 利用の手引きは、CPSをユーザー企業のシステム環境にあわせてカスタマイズする際に必要となるネットワークやストレージ、バックアップなどの設定例をまとめている。基本設計書にあたるシステム説明書も活用することで、基盤の構築作業や運用工数を削減できるとメリットを説明している。

主な構成
管理サーバ
(ラックサーバ)
Express5800/R120
・CPU:Xeon E5-2609 x1、メモリ:16Gバイト、HDD:600Gバイト(SAS) x4
リソース管理基盤ソフトウェア(WebSAM SigmaSystemCenterほか)
サーバ筐体SIGMABLADE-M
リソースサーバ
(ブレードサーバ)
Express5800/B120
・CPU:Xeon E5-2670 x2、メモリ:64Gバイト
VMware vSphere 5 Standard
ゲストOS用ライセンス
仮想環境向け管理ソフトウェア(各エージェント)
ストレージiStorage M300
ストレージ管理ソフトウェア(基本制御ほか)
マニュアル説明書(システム構成、システム設計、運用設計、設定値リファレンス)
運用ガイドライン
利用の手引き
そのほか42Uラック、17インチコンソールユニット、コンセントボックス

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