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開発ツールの選択ミスを防ぐ10の方法 - (page 2)

Justin James (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2012-09-12 07:30

5.試験プログラムは捨てるつもりでいること

 「埋没費用の誤謬」にも関連するが、試験プログラムを実働システムにしようという誘惑に負けてはならない。これを避けるべき理由は数多くある。

  • 試験プログラムは、最善の方法で統合あるいは構成されていないかもしれない。
  • 試験プログラムで、そのパッケージがあなたの組織には合わないということが明らかになるかもしれない。
  • 試験プログラムには、「ここから先は後戻りができない」ところまで資源を投入すべきではない。
  • 「テスト」であったはずのものを「実働」にしてしまうのは、一般に方針として良くない。
  •  試験プログラムは分離したままにしておくこと。またあなたは、長い間判断を保留したままにしておく可能性があることを念頭に置いておくべきだ。1つの小さなプロジェクトで新しいツールを使ってみたが、目立った成功を収めなかったので手を引くという方が、方向転換をしてしまいチーム全体でそのツールを使い始めるよりもいい。私は試験プログラムで早く判断しすぎたために、システムに長期にわたって影響を及ぼす痛い経験をして、この教訓を学んだ。

    6.チームのバックグラウンドを考慮する

     世界で最高のツールも、間違ったチームに渡せば問題は起きる。例えば、私は「Mercurial」は優れたバージョン管理システムだと思うが、ウォーターフォール開発のようなバックグラウンドを持つ人たちにとっては、その利点が見えにくいようだ。同様に、それらの人は「Team Foundation Server」に居心地のよさを感じるが、Team Foundation Serverの完全パッケージがアジャイル開発のバックグランドを持つ人たちに対してよい選択だとは思えない。

    7.学習効率を考慮に入れる

     一部のツールは、他のものよりも習得しやすい。習得しやすいツールは、ほぼ必ずと言っていいほど、強力ではあるがマスターして仕事に取り込むのに苦労するパッケージよりも効果的だ。例えば、私は数え切れないほどのプロジェクトをあるツールで管理してきたが、そのツールは非常に面倒なため、プロジェクト計画の更新をやめた途端にプロジェクトが混乱してしまう。ところが、私は最近、手を付けるのも使うのも簡単な「Trello」に切り替えたのだが、その結果プロジェクトは非常にスムーズに進んだ。では、Trelloはプロジェクト管理ツールとしての機能は充実しているのだろうか?そんなことはまったくない。しかし、人々が使うツールは、常に人々が使わないツールよりもいいのだ。

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