スカイアーク(旧スカイアークシステム)は10月1日、新事業「クラウドインテグレーション事業」を開始した。ユーザー企業へのクラウドサービス導入支援からサポートまでを担う。
クラウドインテグレーション事業は、コンサルタントがユーザー企業への最適なクラウドサービスの提案、課題整理の支援、ユーザーインターフェース作成支援、システム開発、運用のサポートなどを行い、ユーザー企業の“システム開発の自立”を支援すると説明している。
新事業では、特にSalesforceのシステム開発支援を強化する。スカイアークが開発するクラウド型コンテンツ管理システム(CMS)「SKYARC Web Platform」でユーザー企業の顧客や代理店、従業員への情報発信の自律も支援していく。
Salesforceをはじめとするクラウドサービスが普及していることで、ハードウェアやインフラなどの専門知識を必要とせずにユーザー企業がシステムを構築できる日が近づいているとスカイアークは説明。だが、ユーザー企業のシステムの課題に対して、ベンダーやSIerからの提案が技術的なものに偏り、お互いのニーズがミスマッチしているケースがみられると指摘している。