アプリケーションのライフサイクル管理にも対応
アプリケーションのライフサイクル管理(ALM)について語る、米MicrosoftのBrian Keller氏
次に米Microsoftのプリンシパルテクニカルエバンジェリスト、Brian Keller氏が、Visual Studio 2012によるアプリケーションのライフサイクル管理(ALM)について解説した。
Keller氏は、Visual Studio 2012とTeam Foundation Server(TFS)2012との連携について、定義・開発・運用といったライフサイクルの様々なフェーズにおけるメリットを解説した。
「定義」では、PowerPointによるストーリーボードを使うことで、誰でも扱えるファイル形式で要件を共有できる。「開発」においては、コードレビュー機能やサードパーティのユニットテストツール、似通ったコードを検出する機能などが、チーム開発での品質向上に役立つ。「運用」では、本番環境にもインストール可能なPowerShellベースのIntelliTraceにより、アプリの情報収集やデバッグが容易になる。
今後の展開としては「TFS Power Tools」「Productivity Power Tools」「Visual Studio 2012 Update 1」といったアップデートを年末から来年にかけてリリースしていくと述べた。
定義・開発・運用といったフェーズを効率よく回しながら、品質を確保するのがライフサイクル管理の目的