また今年中に、完全なWindowsを乗せた「Windows 8 Pro」タブレットが出てくる可能性もある。Microsoftは同社のSurface Proタブレットは2013年の初めまで発売されないと述べているが、他のOEM製品がそれより早く市場に出てくる可能性もある。Windows Proタブレットの価格は高くなると見られているが、これも今年の末には分かってくるはずだ。
2012年の残りの時期は、タブレットが大きな話題になり、消費者の財布を奪い合う新モデルには事欠かないだろう。
リリースが見込まれるスマートフォン
スマートフォンに関する今年の残り期間のビッグニュースは、「Windows Phone 8」のリリースだろう。われわれは、すでにNokiaとHTCの端末について触れているが、その他のOEM企業もこの競争に参加することは間違いない。
Windows Phone 8は強力なライバルであるAndroidとiOSの対抗馬になり得るものであり、最先端のハードウェアとも相まって注目を集めそうだ。
iPhone 5のリリースが大きな注目を集めることは予想されていたが、今年の残りの期間も好調な売り上げを重ねることは疑いない。Appleから近いうちに驚くような情報が出てくることは考えにくく、状況としては、Windows Phone 8がMicrosoftが望んでいる注目を集めるにはいい時期だと言える。
Androidスマートフォンのリリースは1年を通じて行われているが、今のところ、状況を一変させるようなものは予想されていない。主なメーカーからは新しい端末が出てくる可能性が高く、一番に思いつくのは「GALAXY S IV」だが、これはAndroidスマートフォンに関して言えば特別なことではない。
RIMは2013年まで次世代の「BlackBerry」を発売する予定はなく、今年中は「BlackBerry 10」の情報を流し続ける可能性が高い。BlackBerry 10は、これまで分かっている情報からするとかなりよいものになりそうだが、ハードウェアの詳細についてはまだRIMが判断することだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。