
最後にもう一度「快適 eco プロジェクト」を紹介したい。
ビッグデータの実証実験を謳うこのプロジェクト。ビッグデータには「Volume(量)」「Velocity(頻度)」「Variety(多様性)」という3つのVがあるとされる。
空調や電力というビッグデータについて、三木氏は「現時点で容量はそれほど大きくない。そのため、頻度と多様性が主なターゲットになる。頻度という点では、各種機器からリアルタイムでデータが送られてくる。多様性という点では、種類の違うデータ——人によるアンケートが絡んでくる」と解説していた。
日立では新オフィスを活用したビッグデータの実証実験を進め、業務効率とエコのバランスを実現したいとしている。
提供:日立製作所