タワーレコード、会計と人事給与でシステム統合--二重入力や手作業を削減

田中好伸 (編集部) 2012年10月26日 15時38分

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 タワーレコードは会計・人事給与システムを統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「ProActive E2」で刷新、本番稼働させている。SCSKが10月26日に発表した。

 タワーレコードは現在計87店舗を運営すると同時にECサイトも展開している。従来のシステムでは、表計算ソフトを活用する手作業があることで、業務効率の改善が困難という課題を抱えていたという。

 会計と人事給与のシステムが分散していたことで、会計基準などの制度変更への対応では、メンテナンス負荷が高かったことも問題視していた。旧システムが保守期限を迎えることもあり、今後の環境変化に迅速に対応できるシステム基盤が求められていた。

 こうしたことから同社は、業務効率の改善と総所有コスト(TCO)の低減を図るために、会計と人事給与が同一環境で稼働するERPパッケージが最適と判断している。以下の点を評価してProActive E2の採用を決めている。

  • 豊富な機能を搭載し、業務要件への適合率が高く、表計算ソフトによる手作業の削減や承認ワークフローでの円滑な業務遂行が実現され、業務効率が改善できる
  • 会計と人事給与を同一環境で稼働するため、システムを統合して運用コストの低減、運用業務を集約してメンテナンス負荷の軽減が実現できる
  • 標準機能を活かした導入のため、今後の制度改正やITインフラの進化などにもパッケージのバージョンアップで容易に対応でき、環境変化に強いシステム基盤を構築できる

 タワーレコードは会計システムとして前版のProActiveが安定していたことも評価している。システムを統合したことで、マスタデータや伝票データの二重入力などのムダな作業を排除したことで業務効率が向上しているという。新システムは、データを一元管理できるとともにリアルタイムで更新されることで、全社的な経営状況をスピーディーに把握できるようになっているとメリットを説明している。

 今回のシステムでは、仕入業務で取引先からの請求情報と自社で把握している支払予定情報を照合する機能を追加している。これまでと比較して、業務負荷を削減できたと説明。標準機能を最大限に活用して導入したことから、安定した運用と保守コストの削減を実現できるシステム基盤を構築できたと意義を強調している。

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