オラクル、「Exalogic」新版を提供--メモリ増加で稼働効率が60倍に

田中好伸 (編集部) 2012年11月26日 15時50分

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 日本オラクルは11月26日、アプリケーションサーバ専用機の新版となる「Oracle Exalogic Elastic Cloud X3-2」の提供を開始した。最小構成の税別価格は5078万8500円。価格は前版と同等という。

Exalogic X3-2
Exalogic X3-2(フルラック)

 Exalogic X3-2は、CPUとして8コアの「Xeon E5-2600」シリーズを搭載するIAサーバ「Sun Server X3-2」、共有ストレージとして「Sun ZFS Storage Appliance」、最大40GbpsでストレージI/O速度を高速化する「InfiniBand」スイッチを統合している。ハイパーバイザ「Oracle VM」に対応するとともに、ミドルウェアを高速化するソフトウェア群の最新版である「Oracle Exalogic Elastic Cloud Software 2.0」にも対応している。

 Exalogic Software 2.0は、InfiniBandと関連ソフトウェアを最適化する「Oracle Exabus」、統合運用管理ツールの最新版である「Oracle Enterprise Manager 12c」、大量のアプリケーショントラフィックを動的に管理する「Oracle Traffic Director」などで構成。これらの機能を活用することで、IaaSの大規模なプライベートクラウド環境を容易に構築できると説明している。

 Exalogic X3-2では、搭載できるメモリ容量がフルラック構成で7.7Tバイトと現行マシンの2.6倍に拡大している。メモリ容量の拡大とI/Oデバイス自体の仮想化をハードウェアで実装する技術「Single Root I/O Virtualization」、サーバ仮想化などでアプリケーションの稼働効率が最大60倍に向上しているという。サーバやネットワーク、ストレージの仮想化に完全に対応し、事前検証済みのテンプレートを使用することで、アプリケーションの展開時間を最大で95%で削減できると説明している。

 今回のExalogic X3-2では、新しいライセンスモデル「Oracle Trusted Partitions for Oracle Engineered Systems」に対応する。このライセンスモデルは、Enterprise ManagerとExalogic Software 2.0を使用することを前提に、オラクル製ソフトウェアが稼働するCPU数を制限することで、ライセンス数を効果的に利用できるという。同ライセンスモデルは、Exalogicのほか同社の分析専用機「Oracle Exalytics In-Memory Machine」に適用できる。

画面 Exalogic Software 2.0の画面
※クリックすると拡大画像が見られます

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